9月1日 「言語聴覚の日」講演会等のご案内 日本言語聴覚士協会/日本青年館ホテル 2007/09/02
2007-09-02


「言語聴覚の日」のご案内

          「言語聴覚の日」企画・実行委員代表 内山千鶴子

 平成19年度より日本言語聴覚士協会は9月1日を「言語聴覚の日」、その前後
一週間を言語聴覚週間として設定し、言語聴覚障害ならびに言語聴覚士について
の広報活動を全国規模で展開することになりました。この場をお借りし、「言語
聴覚の日」の趣意書をお示しし、この事業の説明ならびに紹介をさせていただき
たいと思います。なお、初年度にあたり、東京で協会主催の講演会を開催いたし
ます。併せてそのご案内もさせていただきます。

1 「言語聴覚の日」事業趣意書

 日本言語聴覚士協会は、平成12年1月16日に国家資格を有する言語聴覚士
の職能団体として発足しました。多くの方々のご支援によって誕生した本協会に
は、現在、医療・福祉・保健・教育の現場で働く約6700名の会員が所属していま
す。
 言語聴覚士は、聞こえやことば、食べることや飲み込むことに問題(言語聴覚
障害、摂食・嚥下障害)を生じた方々に、評価、指導、訓練などの専門的サービ
スを提供し、障害の軽減を図るとともに、より質の高い社会生活の実現に向け支
援していく職種です。
 わが国における言語聴覚士の数は平成11年に第1回の国家試験が行われた後、
順調に増加して1万2千人を超えるまでになりました。しかし、現在、わが国で
は医療・保健・福祉・教育の各分野で制度改革が進み、それに伴う業務領域が増
加しております。そのため、言語聴覚士は未だ必要数を満たしているとは言えず、
また、言語聴覚士の質の向上も求められています。
 本協会は障害のある方の生活の質と福祉の向上につながると考え、言語聴覚士
の数の増加と、提供する専門的サービスの質を向上させることを目的に活動を行
ってきました。しかしながら、言語聴覚障害、ならびに摂食・嚥下障害について
は一般の方によく知られていないという現状があります。
 そこで、本協会は言語聴覚障害や摂食・嚥下障害ならびに言語聴覚士について
広く知っていただくことを目的に、言語聴覚士法が施行された9月1日を「言語聴
覚の日」とし、この日を中心として前後1週間(言語聴覚週間)に集中的な広報活
動を行うことにいたしました。
 今回の「言語聴覚の日」の事業を通して、言語聴覚障害や摂食・嚥下障害につ
いて一人でも多くの方が理解を深めて下さることを願っています。本事業をご理
解・ご協力賜りますよう心からお願い申し上げます。
 
2「言語聴覚の日 講演会」のご案内

 日本言語聴覚士協会では、「言語聴覚の日」の初年度記念行事として、「言語
聴覚の日 講演会」を下記のように開催いたします。著名なアナウンサーである
小林完吾氏をお迎えし、「明日からの自分の為に」と題して、お話しいただきま
す。二度の脳卒中を乗り越え、「元通りにはならないが、元通り風に」というス
タンスで、リハビリに取り組まれた貴重な体験談をしていただけると思います。
 また、同日は、言語聴覚障害のある方々や言語聴覚士を目指す方々に言語聴覚
士が対応する相談コーナーや関連企業による展示コーナーなども予定しておりま
す。
 たくさんの方々のご来場をお待ちしております。なお、講演会につきましては
予約が必要です。協会のホームページからお申し込みいただくか、あるいはお名
前、ご住所、連絡先を明記の上、FAXもしくは郵送にて、協会事務所宛(下記)、
8月20日までにお申し込みください。

     記

日 時:平成19年9月2日 13時から
場 所:日本青年館ホテル3階 講演 国際ホール
    展示コーナー    301会議室 
    相談コーナー    304会議室
    東京都新宿区霞ヶ丘町7番1号 TEL03-3401-0101
    最寄り駅 JR千駄ヶ谷、信濃町 

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