障害者たちが巨大津波から全員無事に避難完了 浦河町「べてるの家」
2011-12-05


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今回の東日本大震災に際しては、津波が浦河町に到達するよりも早く、「べてる
の家」のメンバーのうち海の近くに住む約60名全員が、かねてからの訓練に基づ
き、「4分で10メートル」の掛け声のもと、高台への避難を終えていた。「4分で
10メートル」とは、「津波は地震から最短5分でやってくるから、地震後4分で高
さ10メートル分の避難ができれば助かる」ということである。この訓練は国立身
体障害者リハビリテーションセンター研究所(当時。現在は国立障害者リハビリ
テーションセンター研究所。以下、国リハ研究所)のプロジェクトの一環として、
平成16年〜平成18年の3年間にわたって行われ、その後も独自に継続されていた
のだが、極めて有効であると実証された形となった。−−略
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