読書をバリアフリー化―障害者・高齢者に情報格差 読売 2010/02/06
2010-02-06


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読書をバリアフリー化―障害者・高齢者に情報格差
(読売新聞2010年2月6日朝刊・解説面「論点」)
※読売新聞社から許諾を得て、掲載しています。

 宇野和博(うの・かずひろ) 筑波大付属視覚特別支援学校教諭。著書に「拡
 大教科書がわかる本」など。39歳。

 2010年は国民読書年である。本は私たちの文化的な生活を支え心を豊かに
してくれるだけでなく、過去からの英知を受け継ぎ、未来へと引き継ぐべき崇高
な知的財産と言える。だが、日本には通常の活字図書をそのままでは読むことが
できない視覚障害者や、読み書きに困難のある学習障害者、低視力の高齢者が数
百万人いると推計されている。これは、読みたくても読めないという由々しき情
報格差だ。そこで求められるのが「読書バリアフリー」である。−−略
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