社会保障審議会障害者部会(第53回)議事録(抜粋) 2013/11/19
2016-03-20


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○日時 平成25年11月19日(火) 15:00〜

○場所 厚生労働省9階省議室

○出席者 駒村康平部会長、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員 石原康則委員、
伊藤たてお委員、伊豫雅臣委員、大濱眞委員、大原裕介委員、小澤温委員、河崎
建人委員、君塚葵委員、清原慶子委員、久保厚子委員、佐藤進委員、竹下義樹委
員、橘文也委員、玉木幸則委員、藤堂栄子委員、中板育美委員、樋口輝彦委員、
日野博愛委員、本條義和委員、森裕司参考人、黒飛栄治参考人

○駒村部会長 ありがとうございました。今、御説明があった「新たな判定式修
正版」と、それから「行動援護に関する基準の見直し」について委員の皆様から
御質問、御意見をいただきたいと思います。毎回お願いしていて大変恐縮ですが、
できるだけ多くの委員に御発言いただきますよう、簡潔に2、3分ぐらいでまとめ
ていただき御発言いただければと思います。また、できたら関連をする質問があ
ったらその方も一緒に御発言いただきたいので、関連されたところで、これは関
連していると言っていただければ、あちこちアピールしていただければ続けて御
質問をするようにしたいと思います。それに応じて事務局からもまとめて回答い
ただくようにします。では、どうぞどの点からでも結構ですので、挙手でお願い
します。関連質問があったら優先します。

○藤堂委員 JDDネット発達障害者支援ネットワークの藤堂と申します。この支
援区分の見直しで大変有り難いと思うのは、精神の中に発達障害が位置づけられ
たということで、新しく読み書き、あと感覚過敏、感覚の鈍麻という特徴につい
ても言及していただいていることで、大変有り難いこととして感謝しています。
 多分、説明の中で障害者については随分進んでいるけれど、障害児に関しての
支援がまだ十分ではないということで、先送りにはなるかと思いますが、発達障
害というのは生まれつきのものであって、早期に出て来ている、ただ、体重の増
加とかでは測れない発達のばらつきがあるものですので、そこのところを測れる
ようなもの、又は、例えば読み書きですと、早期にと言っても小学校に入らない
限り実際の大変さは出て来ないということで見ていただきたいということと、発
達障害の特性にも配慮できるようとはなっていますが、まだまだ十分ではないと
思いますので、今回はマイナーな見直しということで、実際の大きな見直しのと
きにきちんと特性に準じたような支援ができるような区分にしていただきたいと
思います。以上です。

○藤堂委員 相談支援なのですが、当事者たちに聞くと、つながらない、どこへ
行ったらいいか分からない、又はたらい回しにされることが、すごくあるのです
ね。実際に大きな予算をいただいていても、それを使い切れていない現状があっ
たりすることを踏まえて、例えば地域移行支援なども、実績と桁が違うわけです
よね。その辺りがどうしてなのかというところをきちんと見ていただきたいと思
うのですね。相談員の質の問題もあります。私が実際にハローワークに行ってた
らい回しにされて、まず書き入れてくれなくては駄目だというようなことがあり、
書き入れられないのが障害なのですと言っても、まず書き入れないと始まらない
というような押し問答があり、その辺りがどうしてそうなっているかというとこ
ろから始めないと、幾ら見込値を大きくしたり、内容の充実といっても、どこが
問題なのかが分からない限り、それはできないのではないかと思います。

○駒村部会長 事務局の説明について、御質問、御意見はありますか。それでは、
竹下委員と藤堂委員にお願いいたします。

○竹下委員 この数字は、初めて明らかにされたものとして非常に関心がありま

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